環境取組支援情報

協定協議会構成員５~８社が集まり、グループワーク活動を行っています。

カーボンニュートラルや省エネ取組、廃棄物削減などの環境取組について、

各社の取組事例や抱える課題を情報共有し、その解決策をグループで話し合う活動です。

ここでは、協定協議会内で実施したグループワーク活動報告会での発表資料を公開します（タイトルをクリックすると資料が確認できます）。

資料をご覧いただき、自社の環境取組の参考にしてください。

【令和３年度】

１班テーマ：産業廃棄物の低減　廃プラスチックの有価化

　　　　　　有価化するための方法や課題を調査。その結果は？

２班テーマ：産業廃棄物に関する法令（廃掃法・豊田市条例）の順守

　　　　　　資料１（社内教育テキスト）

　　　　　　資料２（効果テスト）

　　　　　　廃棄物担当しか知らない。担当者でも条例まで理解していない。その解決策は？

３班テーマ：地球環境の改善　CO2削減による温暖化防止への寄与

　　　　　　CO2削減策がなぜ必要で、その課題と解決策は？

４班テーマ：‘50年カーボンニュートラルに向けた改善活動～既存の省エネ事例集の改善による活用～

　　　　　　資料（省エネ改善事例集）

　　　　　　カーボンニュートラルの第一歩となる省エネ対策。新たな観点を付与し事例集を改善

【令和４年度】

１班テーマ：全員で参加できるカーボンニュートラル

　　　　　　カーボンニュートラルって何？できることは？従業員向けの教育資料を作成！

２班テーマ：廃棄物削減　～分別間違いが発生しない取り組み～

　　　　　　３つの視点で考えると、分別間違いが低減できることが判明！

【令和５年度】

１班テーマ：エネルギーの視える化　～カーボンニュートラルを効率よく進める取り組み～

　　　　　　CO２だけではなく、費用も削減できる方法とは？

２班テーマ：廃棄物削減　～分別徹底と周知・教育～

　　　　　　少しの気づきで分別間違いが減る！その方法とは？

３班テーマ：環境関連法の動向調査

　　　　　　協定企業の法令動向調査に用いるツールを大公開！

平成24年2月22日　 騒音防止対策ビデオ「近隣住民の立場になって・・・」（映像）
※ここで紹介する騒音防止対策ビデオは、平成23年度第2回協定協議会で碧南運送株式会社様により講演いただいた内容が大変好評だったことから、掲載させていただきました。

地域騒音への対応、騒音発生源対策

• 取り組んでいる方策

  • 騒音発生源対策

    低騒音型の設備へ変更、設備を囲う。
    導入時の影響評価

  • 伝搬対策

    周波数分析からの対策
    防音壁の設置

  • 地域懇談会、生物調査会

    地域懇談会、生物調査会

• 取り組むにあたっての課題

  • 騒音基準値以下でも苦情申立

  • 企業内だけでの対策

  • 騒音対策費用とその効果

• 取組のポイント

  • 発生源、伝搬経路、コミュニケーション活動をバランスよく取組む

  • 地域住民、行政を巻き込んだ取組

豪雨や地震のリスク想定、大地震時の復旧の考え方

• 取り組んでいる方策

  • 情報管理

    統括者選定や情報精査

  • 地域住民への情報開示

  • 環境リスクアセスメントによるリスク抽出

    例:リスクの点数づけ

  • 薬品タンクの防液堤のかさ上げ

  • 緊急備品として、発電機や水中ポンプを準備

• 取り組むにあたっての課題

  • どの規模の豪雨、地震に取り組むか？

  • リスクの特定方法をどうするか？

  • 企業規模や予算を含め、どこまで取り組むか？

  • 豪雨と地震のリスクアセスメントの具体的な洗い出し

• 取組のポイント

  • 豪雨の取組を優先

  • 耐震診断の結果を活用

  • 事前にバキューム等の業者を数社選定

水溶性有害物質の流出事故に対する対応

• 取り組んでいる方策

  • 敷地内でとどめる

    発生源から最終放流口までの経路途中のポイントとなる所で止める。

  • 工場守衛と共に訓練を実施

  • どのように流れていくかの排水経路の調査

  • 施設、タンクの液面を管理

• 取り組むにあたっての課題

  • 排水経路の把握

  • 流行方向の確認

• 取組のポイント

  • 初期対応

    夜間や休日の際、工場守衛などの関係者の取組

  • 流出防止と流出時の対応

  • 発生源での薬品類の管理や監視

届出漏れ防止策

• 取り組んでいる方策

  • チェックリストを含め届出マニュアルを作成

  • 担当者への教育実施

  • ＩＳＯ１４００１の法的要求事項の一覧表を作成

  • 設備計画時に、システムを利用することによる漏れ防止

• 取り組むにあたっての課題

  • 担当者の理解不足

  • 施設の届出要件のあいまいさにより判断が難しい

  • 該当法令の把握が難しい

• 取組のポイント

  • 担当者の力量アップ、届出部署との連携強化

  • もれを防止するしくみの構築と強化

    担当者への教育、責任者を選任

法令改正情報の収集や周知方法

• 取り組んでいる方策

  • インターネット、各省庁ホームページから収集

  • 外注業者から法令情報を入手

  • 協議会、官庁から入手

    入手の周期は１/日、１/月が主

  • 環境委員会等で周知

    周知は１/月が主

  • 環境法令の文書を作成

    １/月、１/年など

• 取り組むにあたっての課題

  • 法や条例を理解するのに時間がかかる

  • 改正部分のどこが自社に関係するかに知識が必要

  • 周知は、末端の人まで徹底することが課題

• 取組のポイント

  • 情報取集等の漏れ防止としてのダブルチェック

  • 展開にあたっての自社内範囲の明確化

地域住民に配慮した取組

• 取り組んでいる方策

  • 地域懇談会の定期的開催

    企業の取組紹介、工場見学

  • 年少者の参加による生物調査会

  • 地域住民の自宅訪問による情報収集

• 取り組むにあたっての課題

  • 情報収集が偏りがちで、不完全

  • 企業側からの押し付けになりがち

• 取組のポイント

  • 地域住民の本音を見つける

  • 行政の参画と指導

施設の老朽化に向けた取組

• 取り組んでいる方策

  • 定期的なメンテナンス

  • 更新計画を立て、優先順位をつけ、随時更新

  • 災害時に備え、漏洩が考えられる設備の補強、対応や処置のマニュアルを作成

• 取り組むにあたっての課題

  • 基準をどのように決めるのか

    耐用年数、費用、ダメージ・リスクの算定、耐震評価、災害想定のレベルなどを基にする

• 取組のポイント

  • 事故事例を情報共有

  • ＣＳＲ活動の一つと捉え、投資に対する効果にとらわれない対策を行う

最終放流槽、雨水側溝の監視

• 取り組んでいる方策

  • 人や機器による監視

    油の浮遊や汚れを目視で確認
    pＨの自動測定器の設置
    定期水質測定

  • ふたの整備、段差の解消など周辺整備

• 取り組むにあたっての課題

  • 側溝の水容量確保

  • 人の教育や周知

  • 機器の設置コスト

• 取組のポイント

  • 認知

    こぼしたらどうなるか？環境への影響や経路把握